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223 京間・江戸間

京間・江戸間
Kyoto size・Edo size

京間  = 3尺1寸5分×6尺3寸 ≒ 955mm×1910mm
江戸間 = 3尺     ×6尺   ≒ 910mm×1820mm
太閤検地で6尺3寸であった一間を6尺とした(年貢米の増税の為)
秀吉の制定したこの制度も城を建造する際は京間を基本としたそうです

京間では  畳を基準とする『畳割り』でしたが
江戸間では柱を基準とする『柱割り』柱割りが主体となった

畳割りの場合、どの部屋でも畳の寸法は同じになる
柱割りの場合、部屋の大きさ・柱・敷居の寸法により畳の寸法が微妙に異なる

関西では裸貸しという賃貸方式もあったそうで
時代劇で大八車にタタミや建具を牽く姿は
タタミも建具も引越し道具だった表れでもあります
引越し先の次の家でも同じタタミを使えると言う事は
それだけ大工の技術が素晴らしかったと言う事です


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今更ながら日本の建築を一から紐解いてみる事も楽しい事ですね
by small_room | 2009-11-09 00:00